発送依頼をした。
ポイントも減った。
なのに、カードが来ない。
これは不安になります。とくに高額カードなら、毎日マイページを開いてしまうはずです。「準備中」のまま動かない。問い合わせても返事がない。
嫌な時間です。
ただ、発送が遅れているだけなのか、運営自体が危ないのかで対応は変わります。最初から詐欺だと決めつけるのも早いし、「大手だから大丈夫」と放置するのも違う。
私なら、期限と証拠をセットで見ます。
国民生活センターのPIO-NETで「玩具・遊具その他」と「通信販売」を組み合わせた相談件数を見ると、2024年度は1,841件。2025年度は2,808件でした。
1年で52.5%増。
オリパだけの数字ではありません。ここは分けて読む必要があります。
それでも、トレカやオンライン販売を含む周辺で「商品が届かない」「連絡が取れない」「支払ったのにサービスが提供されない」といった相談が増えていることは無視できません。
市場が大きくなれば、普通の遅延も増える。悪質な業者も入ってくる。
両方です。
発送が遅いからといって、すぐ夜逃げとは限りません。
周年キャンペーンや大型コラボ、年末年始の直後には、発送依頼が一気に集中します。普段は数日で処理できる倉庫でも、数万件単位で積み上がれば遅れる。
これは普通に起きます。
PSA鑑定品の入荷や在庫移動に時間がかかる場合もあります。サイト上では景品として確保されていても、発送拠点への移動や最終検品で日数が延びるケースです。
そして意外に多いのが、住所の不備。
郵便番号と住所が合っていない。番地が抜けている。マンション名や部屋番号がない。引っ越し前の住所が残っている。
ここで止まります。
「運営が発送していない」と思ったら、配送会社側で宛所不明になっていた。そんな可能性もあるので、最初に登録情報を見るべきです。
私が警戒するのは、遅いこと自体より、説明が消えることです。
以前は「発送まで7営業日」と書いていたのに、その案内が削除された。問い合わせフォームが閉じている。公式Xの更新が止まった。会社所在地へ連絡できない。利用規約や特商法表記まで消えた。
これは危ない。
2026年8月30日時点で確認された公開情報では、次のような事例が挙げられています。
爆劇オリパでは、2026年6月、当選した高額景品が未発送のままWebサイトとSNSアカウントが閉鎖・消滅したと報告されました。
オリパNEOでは、サイトに掲載された古物商許可番号が「第301234567890号」という末尾連番のダミー番号だった事例が指摘されています。
株式会社The TCGは、2026年5月に東京地方裁判所へ破産を申請。公開情報上の負債総額は約4億円で、商品未発送や返金未了に関係する債権者が多数発生しました。
怖いのは、画面上のポイントや当選履歴があっても、運営が消えればカードにならないことです。
数字だけ残る。
現物は来ない。
発送予定日を過ぎたら、最初にマイページを保存します。
注文ID、当選カード名、発送依頼をした日時、現在のステータス、登録住所、追跡番号の有無。スマホなら画面録画でもいい。
利用規約に書かれた発送目安も保存してください。
「通常14営業日以内」なら、土日祝を数えずに確認します。注文から14日ではなく、14営業日。ここを間違えると、まだ期限前ということがあります。
追跡番号が出ているなら、配送会社のページも確認。発送済みなのに番号が反映されない場合は、データ登録だけ先に行われた可能性もあります。
オリくじの今日のラインナップを見る提供割合を公開している店/登録は無料サポートへ送る内容は短くて構いません。
ただし、必要な情報は全部入れます。
「まだですか?」だけでは、運営側も確認に時間がかかります。
私は「○月○日に発送依頼を行い、規約記載の発送目安を過ぎています。現在の発送状況と発送予定日をご回答ください」と送る形がいいと思います。
送信画面、送信日時、自動返信メールは保存。
電話をした場合も、日時、相手の名前、説明内容をメモします。口頭だけで終わらせない。
期限を示して問い合わせても返事がない。返事は来るが、毎回「確認中」だけ。発送予定日が何度も延びる。
その段階で、消費者ホットライン「188」に相談します。
局番なしで188。最寄りの消費生活センターにつながります。
準備するのは、課金履歴、発送依頼履歴、カード名、規約、事業者とのメール、サイトの会社情報、支払いに使ったカードの明細です。
資料がそろっているほど話が早い。
「詐欺かどうかを判定してほしい」ではなく、「代金を支払ったサービスが履行されず、事業者から返答がない」と事実を伝えます。
クレジットカードでポイントを購入し、その後サイトが閉鎖。商品も届かない。
この場合、カード会社へ支払異議の相談ができる可能性があります。一般にチャージバックと呼ばれる対応です。
必ず認められるわけではありません。
ポイント購入後に一部を使っている、取引から長期間が経過している、サービス提供の一部が完了している。こうした事情で判断は変わります。
だから早め。
カード会社の問い合わせ窓口へ、事業者名、利用日、金額、商品未発送の状況、連絡不能であることを伝えます。
「オリパで負けたから返してほしい」では通りません。問題は抽選結果ではなく、約束された商品が発送されないことです。
この区別は大事である。
サイトもSNSも消えた。会社情報が偽りだった。多数の被害報告が出ている。
その場合は、警察相談専用電話「#9110」も選択肢です。
緊急通報の110ではなく、まず相談窓口。被害額、支払い方法、相手の情報、スクリーンショットを整理して伝えます。
同時に、検索で見つけた未確認の噂を事実として拡散しないこと。
自分が確認した証拠と、第三者の投稿は分ける。勢いで相手を断罪すると、別のトラブルになります。
大手でも混雑はあります。
しかし、いつまでも無期限で待つ必要はありません。
規約上の発送目安を確認し、超えたら証拠付きで問い合わせ。回答期限を置き、解決しなければ188。決済会社への相談も並行し、悪質性が疑われるなら#9110。
この順番です。
そして、高額カードが当たったら発送依頼を先延ばしにしない。大量のポイントも長く置かない。
届いて初めて、自分のカードです。
画面に表示されているだけの段階では、まだ運営側にあります。
※相談件数と企業事例は2026年8月30日時点で確認されたPIO-NET、公的公告、公開情報を基にしています。個別事案の返金や解決を保証するものではありません。法的判断が必要な場合は、消費生活センターまたは弁護士へ相談してください。
私なら、まずここから引くオリくじ/許可番号あり・数字を公開している店この記事の内容を踏まえて事業者を比べるなら、提供割合・排出履歴・交換ポイントの公開状況と、 第三者計測による還元率を先に見てください。 自分の予算で何が起きるかは高額カードの相場とシミュレーターで試算できます。