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「1/8で600coin以上」。見た瞬間は、100coinでかなり戻る台に見える。では、残り7/8には何が入るのか。トップ賞は何口か。全口を足すと、投入額の何%になるのか。僕は宣伝文だけで止めず、公式APIに公開された10万口ぶんを全部合計した。
先に検証条件を出す。実課金なし。抽選シミュレーションでもない。2026年9月1日19時20分ごろ、オリくじで公開中だった「1/8の確率で600coin以上!!神域ZONE」の公式商品データと全賞データを取得し、数量、API上の設定コイン額、配送限定フラグを再計算した。僕の当選体験は一行も混ぜていない。
商品データでは、1回100coin、総口数100,000口。取得時点の消化口数は57,998口、残りは42,002口だった。賞品区分は38件あり、全賞データの quantity を足すと100,000口と一致する。僕が最初に確認したのはここだ。賞の数量合計が総口数と合わなければ、その先の割合計算はできない。
主な内訳をAPI上の設定コイン額別に並べると、こうなる。
| API上の設定コイン額 | 口数 | 全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 131,000 | 1 | 0.001% |
| 120,000 | 1 | 0.001% |
| 110,000 | 1 | 0.001% |
| 3,000〜33,000 | 19 | 0.019% |
| 600 | 12,478 | 12.478% |
| 10 | 87,500 | 87.500% |
3,000coin以上の行は、3,000が4口、9,000〜33,000が15口あるため計19口。上の3口を加えると、600coinを超える賞は22口になる。僕は「高額賞がいくつかある」ではなく、10万口のどこに何口あるかまで落とす。
600coinの賞は合計12,478口。600を超える賞が22口。合わせて12,500口になる。
12,500 ÷ 100,000 = 0.125。
確かに1/8だ。
ここは公式の商品名とAPI数量が一致している。僕はこういう照合を一つずつ行う。「約1/8」でも「最大1/8」でもなく、販売開始時点の全10万口ではちょうど12.5%だった。
ただし、「1/8で600以上」を「8回引けば必ず一度は600以上」とは読めない。有限口数から引く方式でも、8口の中に必ず1口ずつ均等配置されているわけではない。僕が8回引いた結果も、誰かの8回も、APIの全体比率どおりに並ぶ保証はない。
販売総額は、100coin × 100,000口で10,000,000coin。まず全38賞について、APIの exchange_amount × quantity を足した。
全設定額を販売総額で割ると90.008%になる。ところが、上位3口にはAPI上で shipping_only: true が付いていた。131,000、120,000、110,000coinという設定額は見えるが、配送限定品だ。オリくじの利用規約でも、配送限定アイテムはポイント還元の対象外としている。
そこで、実際に交換可能な行だけを足すと8,639,800coin。8,639,800 ÷ 10,000,000 = 86.398%だ。僕は90.008%を「APIの参考設定額まで含む全体比率」、86.398%を「配送限定3口の現物価値を含めない交換可能コイン比率」と分ける。後者も、現物3口を価値ゼロとした経済価値の還元率ではない。
90.008%から言えるのは、販売開始時点の全口に付いたAPI設定額を平均すると、一回100coinに対して90.008coinだったことだ。トップ賞へ当たる確率でも、投入額の90.008%を各利用者へ返す約束でもない。交換可能分だけなら一口平均86.398coinだが、その計算からは配送限定3口の現物が消えている。
計算例として、販売開始時の10万口から無作為に10口を取るなら、API設定額合計の期待値は900.08coinになる。これは実抽選の再現結果ではない。10口を引けば900.08coinを受け取れるという意味もない。10coinの口が連続する結果も、高額賞が混ざる結果もあり、実数は小数の期待値どおりには並ばない。
「1/8」は設定額600coin以上になる口の割合。「90.008%」は配送限定品も含む設定額の平均。「86.398%」は交換できるコインだけの比率だ。この三つは別の問いへ答える。僕はどれか一つで台を語り切らない。
ここが提供割合でいちばん読み飛ばされやすい。
平均設定額は90.008coinなのに、10万口のうち87,500口は10coinだ。つまり、全口から一口を無作為に選ぶ販売開始時点の分布では、最も多い結果も中央値も10coinになる。トップ3口の参考設定額や、12,478口ある600coin帯が平均を引き上げている。
僕が一回引いて10coinでも、公開割合に反したことにはならない。逆に配送限定の最上位を引いても、この台の標準的な一回がその設定額になるわけではない。平均は台全体を一本の数字へ畳んだ値で、個人の短い結果ではない。
100coinを使って10coinへ交換する口では、内部残高ベースの差は90coin。ところが結果画面には10coinが「戻る」。僕は戻った額より、使った100との差を記録する。数字の見え方が変わる。
取得時点では57,998口が消化済みだった。残り42,002口の中に、各賞が何口残っていたかは、今回取得した初期数量の一覧だけでは確定しない。上位賞の排出履歴まで現在時点で突合できれば残存構成へ近づけるが、僕は確認できていない残賞を勝手に置かなかった。
だから90.008%と86.398%は、どちらも販売開始時点の全10万口から出した比率だ。現在の残り口だけを買う人の比率ではない。低い賞が先に多く出たのか、高い賞が先に出たのかで残存構成は変わる。
もう一つ、配送限定カードの市場価値は別だ。APIの参考設定額どおりに売れるとは限らず、状態、売却先、手数料、送料で手取りは動く。公式APIが透明でも、設定額、交換コイン、現金回収率は同じにならない。
僕は別の台でも、次の六つを同じ順番で確認する。
提供割合は、見せてあるだけで十分ではない。足して、割って、交換可否まで見る。今回の台では「1/8」は合い、全設定額比率は90.008%、交換可能コイン比率は86.398%だった。同時に、87.5%の口が10coinであることも分かった。僕が欲しいのは、この全体像だ。
自分で別の台を読む時は、当サイトのオリパ期待値の計算方法を横に開くと、提供割合、平均、個人の短期結果を混ぜずに済む。僕ならトップ賞の画像を見る前に、まず数量合計と最低帯を電卓へ入れる。
この記事の内容を踏まえて事業者を比べるなら、提供割合・排出履歴・交換ポイントの公開状況と、 第三者計測による還元率を先に見てください。 自分の予算で何が起きるかは高額カードの相場とシミュレーターで試算できます。